我が家はお食い初めは自宅で楽しむ派。無理なく用意できて、華やかに見えるお食い初めメニューをご紹介します♪
赤ちゃんが産まれて生後100日に行われる「お食い初め」の行事。お食い初めは、平安時代から行われている儀式で「一生涯食べることに困らないように」という願いや「丈夫な歯が生えてくるように」と願いを込めて行うとされています。
お食い初めの方法は、お店などでお食い初めメニューをお願いして行う方法だったり、自宅で料理を用意して行う方法があると思いますが、我が家の場合は自宅で自分で料理を用意する方法にしました。
理由は、甥っ子のお食い初めを料亭で経験してみてそれはそれでよかったのですが、慣れない場所でバタバタとお食い初めを楽しむより、自宅で自分好みの料理を用意して、ゆっくりと行いたいなぁという思いがあったからです。
我が家は3人子供がいますが、今年生まれた三男も、自宅でのお食い初めにしました。結果、やっぱり自宅でやって正解!兄2人たちも自宅という慣れている場所で、遊びつつ楽しい時間を一緒に過ごすことができました。無理なく用意して楽しんだお食い初めの料理をご紹介します。
お食い初めで用意した食器
我が家は、初宮参りで東京大神宮に行った際にいただいたお食い初め用の食器を使いました。
お椀2つとお皿1つだと食器が足りないので、家にある小皿を2つ足して使用しました。
お食い初め用の御膳や食器を使ったのはこれで3回のみ。お食い初めが終わると使用する機会もなく、場所もとります。
もしこれから用意する方は、普段や特別な日にも使える食器を用意して、使うのも良いんじゃないかと思います。
使うたびに、思い出したりするのも素敵だと思います!
お食い初めで用意した料理
用意したお食い初めのメニュー
- 鯛の塩焼き
- 赤飯
- 汁物(ボンビノス貝のお吸い物)
- 煮物(筑前煮)
- 酢の物(なます)
- 梅干し
- 歯固めの石
長男、次男の時も同じメニューでした。歯固め石は、今回初宮参りでいただいたものを使用しましたが、長男、次男時は神社からお借りして用意しました。
長男の時は、大きな鯛を焼くのが初めてで、火の通りを心配して表面に切り込みを入れてしまったのですが、切腹をイメージしてしまうので、鯛の頭を左、尾を右にした時の裏側に切り込みを入れた方が良かったようです。
反省を生かし、次男、三男の時は切り込みを入れていません。
↑長男の時
↑次男の時
お食い初め前日までに用意した料理
- 煮物(筑前煮)
- 酢の物(なます)
- 梅干し
作り置きできる「筑前煮」、「酢の物」は前日までに作っておきました。
梅干しは手作りしていないので、購入したものを用意しておきます。
お食い初め当日用意した料理①【鯛の塩焼き】
鯛は当日、近所のスーパー「ライフ」で購入し、オーブンで焼きました。塩焼き用と伝えて、内臓と鱗をとってもらえたので、下処理済みで使いやすいです。欲しい時に鯛が入荷されているのかわからないため、生魚コーナーの方に1週間前までに聞いて、用意してもらうのが良いと思います。
我が家は、最初のお食い初め時に「祝い鯛」が欲しいということをライフの鮮魚コーナーの方に相談したところ、すでに焼いたもの(何種類かのサイズ違いで価格の設定もあったと思います)と、生の鯛を用意してもらえることを知り、生の鯛をお願いしました。
焼いた祝い鯛は受付期日が決まっているみたいだったので、自宅で焼かない方は、早めにライフに相談してみると良いと思います。
価格は、鯛の大きさにもよると思いますが、1300〜1600円で購入することが多い気がします。今回はちょうど良いタイミングで広告の品になっていたので、1280円(税抜)でした!
鯛の塩焼きを作った様子は、別記事にまとめますね。
詳しくはこちらに書きました!
【用意した材料】
・鯛
・塩
・アルミホイル
・オーブンシート
お食い初め当日用意した料理②【赤飯】
もち米と小豆を用意して、自宅の炊飯器で炊きました。
小豆の下準備(茹でて、小豆の茹でた汁を冷ます)が1時間半〜2時間ぐらいかかると思うので、前日の夜に下準備をして、当日炊くスタイルにしても良いと思います。(炊飯器で1時間ほどで炊き上がります)
お赤飯の作った様子も、後日、別記事にまとめたいと思います。
【用意した材料】
・もち米
・小豆
・塩
・ごま塩
お食い初め当日用意した料理③【汁物(ボンビノス貝のお吸い物)】
お吸い物に使う貝は、当日用意できたハマグリまたはボンビノス貝を用意し作りました。(今回はボンビノス貝)
長男のお食い初めの時に、ボンビノス貝を知ってから、見栄えも良く、大きくて味もいい、この貝が好きになりました。
海水程度の塩水に貝を1〜2時間ほどつけて砂抜きし、昆布と水と一緒に貝を火にかけて、お酒と塩で味を整えてお吸い物を作りました。
【用意した材料】
・ボンビノス貝
・昆布
・塩
・酒
・三つ葉
三つ葉は、あると見映えが良いです。長男、次男の時は用意していたのに、三男の時は入れませんでした…あるとよかった!
お食い初め当日用意した料理④【お祝いケーキ】
お祝い事にはケーキがぴったり。主役のベイビーは食べられませんが、子供達が喜びつつテーブルが華やかになるので。
今回は子供たちが好きなチョコレートケーキに、クッキーをのせたものも一緒に添えてみました。クッキーはよく作る型抜きクッキーに、チョコペンで名前をかいただけです。
我が家は5人家族になったので、パパママを星型のココアクッキーに。子供たちをプレーンの星形クッキーに見立てて顔を描いてみました。
失敗するかもしれないと思い、たくさん焼いて顔を描いてみました。作っている近くで子供達が食べていたので、だいぶ減りました(笑)
クッキーは前日に用意していました。
次男の時は、シャインマスカットの季節だったので、ぶどうのケーキに、顔を描いたクッキーを用意していました。
お食い初め当日に用意した料理⑤【子供のご飯】
お祝いご飯のメニューを食べてくれる子供であれば、それだけの用意で良いかもしれませんが、基本的にお祝いメニューは子供ウケしない料理が多いんですよね。
ということで、我が家は子供達用に、別のメニューも用意しました。
- おにぎり
- 唐揚げ
- フライドポテト
- 卵焼き
とりあえず、おにぎりと鯛の塩焼きを食べてくれれば良いかなと思いつつ、食べなかった時のために唐揚げとポテトも。
唐揚げは、お惣菜を買ってしまっても良いと思います♪メインのお食い初めメニューに力を入れているので、その他は楽しても良いかなと思いました。
炊飯器は、先に白米をたいておにぎりを作り、おにぎりはラップをして保存。作り終わったら、お赤飯を炊きました。お赤飯が熱々の方が喜ばれると思うので、この順番にしました。
お家でお食い初めをした感想
一人で全ての料理を用意しようと思うと、やっぱり大変です。
出産して約3ヶ月。3ヶ月の赤ちゃんって、子供にもよると思いますがずっと寝ていてくれるわけでありません。
泣いて、抱っこ、授乳…泣いている赤ちゃんを見ていてくれる人がいればいいのですが、いない場合は作業がストップする場合も。
どういう段取りで、どの作業にどのくらい時間がかかりそうか、イメージしておいて余裕を持っておくといいと思います。作れるものは前日までに作っておくといいと思います。
そして全てをやることが難しいと思ったら、事前に家族にお願いできる部分はお願いしてみたり、購入したものを使うのもいいと思います。大切なのは、一緒にお食い初めに参加する人たちと、生まれた子供の成長を願って思い出に残る素敵な時間を過ごすことだと思っています。
これからお食い初めをする方の参考になりますように。
↓昨年生まれた甥っ子はこちらのものを使用してお食い初めをしたそうです。自分で何も用意せずにお食い初めの準備ができてとてもよかったそう。お家でお食い初めをする場合、こういうセットを用意するのも一つですね。参考までに。