クリスマスが近づくとお菓子屋さんやパン屋さんで見かけるようになるシュトーレン。初めて自分で作った様子をご紹介します
クリスマスといえば、シュトーレンを楽しむ人も多いのでは?
シュトーレンは、ドイツの伝統的なクリスマスの菓子パンで、お店によって生地や味、中に入っているフルーツやナッツも様々。数年前にシュトーレンに出会って色々なシュトーレンを食べていたらその魅力のとりこになってしまいました♪
本場ではクリスマスの前に作り、クリスマス当日を楽しみにしながら少しずつ食べ、生地の変化を味わうのも楽しみの一つ。いつもは購入していたシュトーレンも、年々バターや砂糖・粉などの材料費の高騰もあって、1本2000円近くするのも当たり前になるほど、高価になってきました。
そこで、今年のクリスマスは手作りに挑戦してみようと調べてみると、意外にできそうだったので、初めてのシュトーレン作りの様子をご紹介します。
用意したシュトーレンの材料
◆生地の材料
強力粉300g
ドライイースト6g
砂糖55g
無塩バター90g
塩5g
卵黄15g
牛乳120g
◆中に入れる材料
ドライフルーツ200g
ミックスナッツ70g
◆仕上げ用の材料
無塩バター
グラニュー糖
粉砂糖
今回、シュトーレンの材料はスーパーとインターネットで揃えてみました。基本的には全てスーパーで揃えることができると思います。
今回はミックスナッツは楽天のもの、ドライフルーツはオーケーストアで購入した、レーズンとクランベリーのミックスフルーツを使いました。
ミックスフルーツは、ナッツを購入した会社でも取り扱っていて、こちらを使ってもよかったかなと思いました!
ナッツもドライフルーツもお高めなので、安く買いたいのが正直なところ…。
自家製シュトーレンの作り方
色々な作り方があって、迷ってしまったのですが、中種を作って混ぜるという方法で作ってみました。
ラム酒を使いたくなかったので、お酒を使わないで作ったり、ドライフルーツの分量を変えるなどのアレンジをしてしまいましたが、こちらのレシピを参考にさせてもらいました。
もともとパン作りが好きで、パンと同じ材料だなという感じがしたので、材料を揃えるのが特別大変という感じはしませんでした。
材料を揃えてしまえば、あとは楽です♪
①まずは中種をつくりました。ボールに中種の材料を入れてヘラでよく練り合わせ、綺麗にまんべんなく練り合わせたら、ラップをかぶせて約1時間発酵させます。
②1時間後、本生地を仕込みます。ボールに柔らかくしたバターを入れて、泡立て器で混ぜます。砂糖を2回に分けて加え、塩も入れてよく混ぜ合わせます。
③卵黄と牛乳を入れて混ぜ合わせ、強力粉を入れてヘラで混ぜ合わせたら、中種もちぎりながら加えて混ぜました。
④ドライフルーツとナッツを加え、生地全体に行き渡るように混ぜ合わせ、2等分に生地を分けます。
⑤打ち粉をしいた台の上で、生地を綿棒で伸ばし、成形します。
⑥天板にのせて、オーブンの発酵機能で35度、40分発酵したあと、180度に熱したオーブンで約45分焼きました。
⑦焼成後、溶かしバターを表面にたっぷり塗ります。
⑧グラニュー糖をまぶします。
⑨茶漉しで粉糖を振り掛けます。
⑩ラップで覆い、1週間程度そのままにして完成です。
自家製シュトーレンを食べた感想
初めてシュトーレンを作ったわけですが、生地を焼いてバターを塗って、グラニュー糖をかけて、粉糖をかけてと手間がかかるものの、美味しく出来ました!お菓子屋さんのシュトーレンと違って、しっとりした食感ではなかったものの、これはこれでアリ!
パン屋さんのシュトーレンで似た味を食べたことがあるという感じで美味しかったです。
自分好みで洋酒なしで、ナッツや好きなドライフルーツ(レーズンとクランベリー)をたっぷり入れることができて、美味しくできたので大満足です。
今までは購入して食べてばかりのシュトーレンでしたが、今後は色々なレシピを変えて挑戦したいと思うほど、シュトーレン作りにハマりそうです。実家の家族にもお裾分けしたところ、美味しいと喜んでくれました。プレゼントにも喜ばれると知ったので、また作りたくなるほどです。
難しそうに見えるシュトーレン作りですが、材料を揃えてしまえば普通のパン作りと似ていて難しくなかったので、ぜひお家でシュトーレンを作ってみようかなという方、試してみてください!楽しいですよ♪